鼻水が止まらず、痰が絡んで声がおかしい為、9カ月の息子は小児科の医院に向かった。 その後、耳鼻科の医院を紹介されたが、そのDr曰く、声帯が腫れていて運が悪ければ呼吸が止まる可能性があるらしく、早めに救急病院で措置をとる必要があるとのこと。私が仕事で手伝えない中、奥さんは一人で東奔西走しながら救急病院へ。 診断の病名は、「クループ性気管支炎、RSウィルス感染症」。栄養の点滴と抗生剤を服薬しながら、約1週間の入院。重症度は問わずとも、ウィルス感染。免疫を作っている途中の子供は、ある程度誰もが通る道だろう。 因みに、この救急病院は、どんな因果か、私が出没する仕事場。 業務を終えて、私は息子の病室に向かう。 初めての、息子の入院。 奥さんとしても、処置が施される息子の絶叫を目の前にして、だいぶ疲れが出ていたようだ。 入院時、もちろん息子を一人にすることは出来ないので、誰かが付き添わなくてはならない。 1〜2時間ほど、入院の支度などの為に、奥さんを自宅に帰らせて、私が代わりに息子を見ていた。 今夜は私が息子に付き添おうかと申し出たら、周りは授乳する奥さんばかりだから難しいらしい。 この病院は、付き添いのお母さんの布団もなく、パイプ椅子が一つある程度。地域の中核になる大病院の、極めてずさんなところ。周りのお母さんに聞いたら、子供のベッドで一緒に寝ているとのこと。 それにしても、こうやってハードルと対峙しながら子供を育てていくんだなあ。お母さんという存在は。 頑張れ、お母さん。 修羅場をくぐって強くなれ、息子。