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 ♪♪ CHOKO−CHOKO
         〜本の森からお手紙を〜 ♪♪  (HTML版) No.6 2008.9.30

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    皆さんにとって、ステキな日々が続きますように…

 

    西の空を落ちていく
    夕日を浴びながら…

    ヤマボウシの葉が
    淋しそうに
    
    ハラ、ハラ、ハラリ…
    
    散り舞っています。
    
    
    儚く
    静かな

    秋の音色…

    紡がれるその音色が聴こえてきます……

 

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 ★・・・今日のお届けもの・・・★

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    今日お届けするのは、壮大なヴァイキングのお話です。

   
 『赤毛のオルムの冒険』
  (フランス・G・ベングトソン 著/谷口 幸男 訳/社会思想社)


    1997年に、スウェーデン図書館協会が
    国内の公共図書館と協同して

    “Sveriges 100 bästa böcker”(スウェーデンの名作100撰)

    を発表しました。(注:文字化けするかも知れません)

    トップに挙がっているのは
    以前にこのメルマガでも触れたことのある
    ヴィルヘルム・ムーベリの作品、『移民』です。
    続いて、アストリッド・リンドグレーンの
    『長くつ下のピッピ』、『はるかな国の兄弟』と続くのですが…

    そのリストの7番目。

    そこに挙がっているのが
    本書『赤毛のオルムの冒険』(Röde Orm)です。
    
    前後にリンドグレーンの
    『エーミール』や『ミオよ、わたしのミオ』
    があるくらいですから
    スウェーデン国内での評価は非常に高いと
    言ってもいいのではないでしょうか。


    本書はヴァイキングの活躍を描いた歴史小説です。
    20世紀の作品なのに
    まるでサガの世界を味わっているかのような臨場感がたまりません。

    勿論、『アイスランドサガ』等で有名な谷口幸男さんの翻訳だから
    ということもあるのでしょうが…

    訳者自身も、「訳者あとがき」で書いています。


    “はなやかなヴァイキングの活動にいろどられた波瀾万丈の物語で、
     ストーリーの展開の巧みさ、
     エピソードの面白さに釣られて、
     読みだしたら最後、巻をおかせない。”


    本当に、読み始めたら止まりません。
    次々とページを捲らないことには、落ち着かないのです。
    初めて読んだ時には
    本を脇に置いた後など、続きが気になって仕方がありませんでした。

    そんな経験を、もう幾度味わったことでしょう。

    本書が、今では手に入らないことが
    多くの方々にとって、大きな損失に思えるほどです。


    谷口幸男さんは、こうも書いています。


    “ヴァイキング史の研究者でもうならせるようなシーンを随所に展開”

    “北欧の激動期の時代相を見事に描き切っている魅力”

    “さまざまな人物の性格を中世のサガのように、
     主に人物の言動を通じて浮き彫りにし、
     無類のリアリティをもたせることに作者は成功している”


    …もう、書き加えることが無いくらいの賛辞ですよね!


    北欧から、地中海。
    ロシア内陸地までを舞台とする壮大な冒険譚。

 

    本書は、こう締め括られています。


    “オルムとトーケのふたりは高齢にたっしたが、
     人生に退屈することはなかった。”


    その、決して退屈しない人生を
    ぜひぜひ、本書で味わってみてくださいね


 

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 ★・・・今日のお客さま・・・★

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   “プリムローズ” 


      プリムローズは、
      麦畑のはしにそって歩きながら、
      父さんや母さんの心配なんか
      考えもしませんでした。
      
       朝のうちは花をつんだり、
      青空をながめたりしてすごし、
      くろいちごのお昼をすませてからは、
      ひなたでちょっと昼寝しました。

      ……………
      
      のばらのかげに、
      とてもおもしろそうな穴をみつけました。 
      「あの中に住んでいるのはだれかしら?」
      プリムローズはひとりごとをいって、
      トンネルの中に入っていきました。


                                『木の実のなるころ』
                                  (ジル・バークレム 作/岸田 衿子 訳/講談社)より

 

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 ★・・・今日の宝箱・・・★

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    自分で組み立てて
    音色も調整した
    手作りのオルゴール☆


    曲は、♪♪カノン♪♪
    

    オルゴールは
    作った人によって
    音色に個性が出るそうです。


    チョコちょこのオルゴールは
    どんな音色を奏でているのでしょうか…

      

    素朴で優しい木の温もりが
    そっと伝わってくる思い出の宝物です☆


 



 ◆あとがき

    いよいよ“読書の秋”ですね!

    綺麗な包み紙や、お気に入りの布で
    ブックカバーを作ってみてはいかがでしょうか。

    自分の好きなデザインで
    自分の好きな本に合わせて
    しおりもまた、お好みで

    「手作り」の言葉にうきうきするのも
    また秋の魔法でしょうか。

    オススメは…『ブック&ノートカバー』(主婦の友社)です☆

    
    拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
    本当にありがとうございました。

    少しでもいいメルマガにしていけたら…そう願っていますので
    何かありましたら、お気軽にご連絡ください♪


    それでは…


    これからも、皆さんがステキな本と出逢えますように…

 

 

  『CHOKO−CHOKO 〜本の森からお手紙を〜』(HTML版)


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