会計知識がゼロでもわかる「決算書活用術
」
4-10.倒産予知
(上級編・最終裁決)
上級編
○ 最終裁決・・・ 倒産予知判断・・・
倒産予知数式による検討
倒産予知<危険予知判断>
小売業・卸売業・製造業等(建設業以外の業種のかたは、この算出手順を
参考に願います。)
倒産予知の実務 (著者白田佳子先生・
日大経済学部教授)より
倒産予知モデルを構成する財務比率・最終判定モデルSAF値を
引用させていただきました。
引用ページ番号(111P)
・総資本留保利益率
・総資本税引前当期利益率
・棚卸資産資産回転期間
・売上高金利負担率
◎上記の4つの財務分析比率が出ましたら、
(倒産予知判定)SAF値 判定数字裁算出数式に代入し
、その数値が出たら判定表にて、裁決致します。
引用ページ番号(120P)
なぜ、わたしが、この財務比率
・最終判定モデルSAF値を利用させていただいたかと申しますと、
関係会社で発生した倒産事故会社の
直前の財務諸表分析にあてはめてみると
、
実によくピタリとあてはまり、倒産企業群に該当していることが、実証されました。
引用ページ番号(115、117P)
指標その1:総資本留保利益率
計算式(期首・期末平均留保利益/期首・期末平均負債・資本合計)×100
〇 留保利益=資本の部−(1資本金 + 2資本剰余金)
■総資本留保利益率の平均値
倒産企業群 2.52%
継続企業群 16.33%
倒産傾向
減少
引用ページ番号(120P)
指標その2:総資本税引前当期利益率
計算式(税引前当期利益/期首・
期末平均負債・資本合計)×100
簡易与信管理版
〇経営審査事項の中では、当期純利益と読み替えましょう。
また損益計算書の中では、
税引前当期利益が該当します。
■総資本税引前当期利益率の平均値
倒産企業群 0.14%
継続企業群 2.29%
倒産傾向 減少
引用ページ番号(123P)
指標その3:棚卸資産回転期間
計算式(期首・期末平均棚卸資産)×12/売上高
簡易与信管理版
〇経営審査事項の中では、未成工事支出金
また貸借対照表の中では、未成工事支出金・仕掛品・仕掛工事・
商品・材料貯蔵品等が該当します。
■棚卸資産回転期間の平均値
倒産企業群 1.67000カ月
継続企業群 0.96720カ月
倒産傾向 長期化
引用ページ番号(125P)
指標その4:売上高金利負担率
計算式(支払利息/売上高)×100
■売上高金利負担率平均値
倒産企業群 2.67%
継続企業群 1.44%
倒産傾向 上昇
簿記つてなんだろう!
最初にこちらを見るだけで結構です。一日一回時間がありましたら、
5分間でもいいですからのぞいてください。
いつしか、何度もみているうちに、決算書が身近に感じられるようになります。
1.貸借対照表
|
資産 | 負債 (資金の調達) |
純資産 うち当期純利益 |
| 資産 |
負債・純資産
(総資本) 「新会社法により負債・純資産合計」 |
2.損益計算書
| |
科目 |
金額 |
|
営業損益の部 |
売上高 |
|
|
売上原価 |
|
|
売上総利益 |
|
|
販売費および一般管理費 |
|
|
営業利益 |
|
|
営業外損益の部 |
営業外収益 |
|
|
営業外費用 |
|
| |
経常利益 |
|
|
特別損益の部 |
特別利益 |
|
|
特別損失 |
|
| |
税引前当期純利益 |
|
| |
法人税・住民税および事業税 |
|
| |
法人税等調整額 |
|
| |
当期純利益 |
|