'08/7/19 日刊「花を歌うかな」 No.1149 創刊 / 2005.4.19 
「花ねこ日記」  7月18日(金)  谷川岳マチガ沢付近 画像提供:花屋 ねこじゃらし

いくつもの沢が出会って
マチガ沢
雪解け水のやがては川に

雪解けのお助け水はマチガ沢
山歩きをしていたとき
すぐに湧水が飲めるように
リュックにコップをぶら下げていた
ノドが渇いて水が欲しくなったとき
よくお助け水と書かれた水場に出会った

いつも一人で出かけた
単独行というほどの山歩きではないが
千メートルほどの沢山の人が登る山でさえ
脇道がたくさんあり道に迷うことがある
迷った時には沢を下れという教えがあった

秋口から歩き始めた
冬になって雪山歩きに熱中した
冬場の登山道具一式を買いそろえた
雪のない京都の街から雪山の完全装備でバスに乗った
場違いな格好だと本人は気付かないほど舞い上がっていた

なぜ冬山に入るか
いつも歩きながら自問自答していた
厳しい冬山に耐えることで
強い自分になれると思った
果たして精神は鍛えられたか

京都や滋賀の山を離れて
もっと高い山を目指そうと思った
白山に登りたいと思った
登れると思った
夜中にトラックで出かけて行った
天気予報などチェックもしなかった
途中から大雪となったが
無事に麓の村に着いた
まだ薄暗い中を登山口を目指して雪の道を歩き始めた
かんじきの用意をしていなかったので股まで雪にうずまった

それでも一歩一歩すすんでいった
やっと登山口に辿り着いたがこれ以上は進めなかった
白山に門前払いされたがそれで当然だった
自分の甘さを思い知った
無事に戻れた自分を笑った

熱しやすく冷めやすい性格そのままに
山歩きはいつかやめてしまった
少しやせたいと数年前に近場の山歩きを始めた
日陰に少し雪が残る杉木立の中
小さな川に架かった丸太から足を滑らせて落ちてしまった

水の中に落ちるのがいやで岩を右足で強く蹴った
その衝撃で骨にヒビが入ったか折れたのか
まともに歩くことができなかった
結局水にも浸かってしまった
泣くに泣けない笑うに笑えないありさまだった

なんとかバス停まで下りて無事に家に戻れた
ドジばかりの自分を笑うしかない
笑えばいいんだうんと笑おう
今じゃドジで駄目な自分が可愛く思える
よかったよかった
ある花屋さんのHPの「日記」に、毎日花の画像がアップされています。 その画像を見ていると花の歌をつくってみたくなりました。
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