 坂口典子さん |
児童の学習の基礎となる読書力の向上を目的に、今年の6月から司書教諭の業務を補助する「学校図書館支援員制度」がスタートしています。 ゲストブック番外編「学校図書館支援員制度特集」の後編では、川西小学校の図書館支援員、坂口典子さんにインタビュー。図書館支援員として子どもたちに伝えたいことや、今後の目標などを伺います。 |

− はじめに、図書館支援員になってみていかがですか?
図書館で働いていたことがあったので、児童書に関しては少しは知っていたのですが、今まで以上に資料のことを知らなければいけないな、と感じています。子どもたちに面白い本をたくさん紹介していけるように勉強していきたいです。
また、図書館は、たくさんの情報が集まるところであり、公開するところ。そして、疑問を解決するところだと思っています。子ども達には、学校図書館に触れることで、図書館の利用の仕方を身につけて、どんどん図書館を活用してほしいと思ってます。
 読み聞かせをする坂口さん |
− 子ども達の読書離れが進んでいると言われていますが・・・
分厚い本を手に取ってもらえないですね。現在は、活字よりも映像の方が子ども達にとって身近なものになっていると思います。映像は見たらすぐに内容とイメージがわかるけれど、活字を楽しむには、文章からその内容をイメージする想像力が必要。そして、そのプロセスは訓練しないと身に付かないものだと思います。子ども達には、活字に触れる習慣をつけていってもらいたいですね。
− 図書の時間では子ども達に何を伝えたいですか?
図書の時間のはじめに行っている読み聞かせで、活字を楽しむために必要な「物語を追う楽しみ」や「物語を聞いて想像できる力」を養ってもらいたいです。
そのためには、安心して読み聞かせに集中できる場所が必要だと思っています。
学校以外でも、寝る前や心が落ち着いている時などに、読み聞かせをしてあげると良いと思います。

− 本の魅力は?
私は、大人になってから児童書を読むようになりました。児童書には、小さい時に言葉に出来なかった感情が文字になっていて、子どもの頃に特別だと思っていた自分の感情が、本を読むことで「みんなが思っていたことだったんだ」と感じて、安心します。
例えば、いじわるしたい気持ちやモヤモヤした気持ち。自分が抱いていた言葉にできなかった感情を、読書をすることで、発見できるかもしれません。
「自分はどんな人間なのだろう??」自分から離れて自分を見つめる材料として欲しいです。
− では最後に今後の目標を!
テーマに沿って本を紹介するブックトークを身につけて、読み聞かせで物語を体験させてあげたいです。そして、子ども達に色々な本があることを知らせていきたいです。あとは、公共図書館からの本を借りたり、先生への本の資料の支援もしていきたいです。
〜「図書館に来たことのない子がいないくらい、みんなに図書館に来てほしい」と話していた坂口さん。
取材では、楽しそうに坂口さんに話しかける子ども達の姿が印象的でした。今後も子ども達に本の楽しさを伝えていって欲しいですね。〜
=終=

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