【正解&解説】
ア.3 イ.5 ウ.4 エ.6 オ.2
<欧米で生まれた小売業態>
小売の業態は、ほとんどが欧米で生まれています。
その小売業態について、代表的なものを、いくつか見ていきます。
まず、スーパーセンター、略してSuCについて見ていきます。
スーパーセンターとは、アメリカの、ウォルマートが開発した、小売業態で、
大型の、ディスカウントストアーとスーパーマーケットが合体したような店です。
衣食住のすべての分野の商品を取り扱う、フルライン化をおこなっています。
店舗面積は、約1万平方メートルから2万平方メートルで、
食品と非食品の割合が、7対3です。
フランスのカルフールが、同じような業態のハイパーマーケットを開発しましたが、
店舗面積が大きすぎ、歩くのが困難だという点が問題でした。
それを改良し、小さくしたのがスーパーセンターです。
次に会員制ホールセールクラブです。
これもアメリカのウォルマートが開発した業態です。
会員制で現金持ち帰りの卸と、小売もすることに特徴があります。
店舗は倉庫型で、約4000品目の商品を、ケース単位やカートン単位で販売します。
次にキャッシュアンドキャリーです。
その名のとおり、キャッシュ、つまり現金で取引し、
キャリー、つまり購入者が商品を持ち帰る方式の卸売業です。
ドイツのメトロ社が開発しました。
次にネイバーフットマーケットです。
これもアメリカのウォルマートが開発した業態です。
スーパーセンターの商圏の隙間を埋めることを目的として作られたスーパーマーケットです。
次にアウトレットストアです。
もともとアウトレットとは、「裏口」という意味で、
正規の流通ルートでは販売が困難な製品を、
工場の裏口から、こっそりと出荷していたことが始まりです。
正規の流通ルートで、販売が困難な製品とは、工場で生産する際に、疵物になった製品や、
流行遅れになった二流品や、作りすぎた製品などです。
それらを売りさばく目的で、つくられたのがアウトレットストアーという、
一種の、ディスカウントストアーです。
最近は、アウトレットストアーも、かなり認知され、アウトレット用専用製品を作ることも
あるようです。
アウトレットストアーは、あくまでも、ブランドの所有者が販売しています。
次にオフプライスストアーですが、有名ブランドや、有名百貨店などの商品を仕入れて
販売する、これも一種のディスカウントストアーです。
商品の内容は、アウトレットストアーと同じで、疵物や流行遅れ品や、仕入れ過剰品です。
アウトレットストアーとの違いは、経営者がブランドの所有者ではないということです。
この点は、要注意です。
【今日の問題】
次のア〜オについて、最も関係の深いものを、右側の語群から選んで、答えなさい。
ア.会員制で現金卸と小売を行う倉庫型店舗。
イ.スーパーセンターの商圏を埋める小商圏のスーパー。
ウ.品目限定で高回転率の加工食品をディスカウント。
エ.業務用商品を現金で持ち帰り。
オ.衣食住商品をフルライン化したSM+DS。
[語群]
1.ハイパーマーケット 2.スーパーセンター 3.コストコ 4.ハードディスカウントストア
5.ネイバーフットマーケット 6.キャッシュ&キャリー 7.ドラッグストア 8.CVS