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 2008-05-01
重要コメント
 日経平均は−83円の小幅反落で13,766円となった。出来高は17億株、売買代金は2.2兆円と出来高及び売買代金は前日より減少。売買代金は32日続けて3兆円台割れ。昨夜の米国市場のダウ及びナスダックはともに小幅続落。朝方の外国証券売買状況は、1130万株の大幅買い越し。

 これを受けた東京市場は−47円の下落スタートも直後に切り替えし+35円まで上昇するが売りに押されて反落、13700円台後半の安値圏で前場終了。後場は、寄り付き直後に戻したもののプラス圏に届かず反落、小幅ながらこの日の安値圏で終了。一方、2部市場と新興市場は、ヘラクレスを除いて反落。


*************   材料出尽くしが縁の切れ目、潮目に変化も.....?!   ************


 昨夜の米国市場ダウは、FOMC発表前までは一時150ドルまでの上昇があったが、発表後は材料出尽くしで失速、小幅安で引けた。色々な見方が有るが、戻りピークを向えれば、調整に入るのが自然の流れだろう。

 市場関係者の声は強気が多い。ブルムバーグ放送で米財務長官ポールソンは「信用危機は終りに近い」とコメント、相変わらず逆のコメントをしている。この様に著名な市場関係者のコメントは煽りや口先介入のコメントが多いので鵜呑みにしてはいけない。

 つい最近までの先物の勢力図はヘッジファンド系が大きく売り越し、長期投資の年金や投資信託系が大きく買い越している構図になっていた。成績を悪くしたヘッジファンドは解約等に迫られ耐えられず買い戻しに走った。これが銀行・ノンバンク・証券・不動産株を大きく押し上げた原動力となった。

 買戻しが一巡すれば戻りがストップするのは当然。今日の下げは、大きく戻した銘柄中心に利益確定の売りで大きく下げている。海運や住友鉱の様な資源関連・鉄鋼・機械等、これまで好調だった銘柄の下げもきつくなるので要注意だ。



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・「筆者の実践」銘柄に下記の2銘柄追加


・■■■■■(****) :*値896円(4月30日)、30000株
・■■■■■(****) :*値422円(4月30日)、50000株



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※※※※※※※        内    容 !!          ※※※※※※※

 1 「重要コメント」 

 2 「銘柄解説」   

 3 「明日の戦略」  

 4 「筆者の実践」  

 5 「注目銘柄リスト」



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※ 明日の戦略  サンプル

 米国の大幅安に追随せず大幅反発、独自の動きを示した東京市場は、来週にはその反対の 動きを見せる可能性がある。先物筋の意図した相場形成だったかもしれないので要注意だ。 ................................................................................. ................................................................................. ................................................................................. ...............................



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------------------------ ( 筆者の実践 ) ----------------------------------

保有銘柄 4月28日現在 CCC(4756)の利益確定

・■■■■■(****) :*値32000円(12月21日・1月10日・2月6日)、1000株
・■■■■■(****) :*値64000円(3月26日)、200株
・■■■■■(****) :*値2620円(3月26日)、10000株
・■■■■■(****) :*値190000円(4月17日)、100株
・■■■■■(****) :*値896円(4月30日)、30000株
・■■■■■(****) :*値422円(4月30日)、50000株


「損益決済」結果 2008年の資金6218万円(5000万+1218万)

 ● 2007年:1218万円(資金5000万円、利益率24%)

 4月28日現在

 ● 2008年:損益合計:+2440万円(72万+200万+510万+684万+200万+360万+270万+144万)


・CCC(4756)  :4月28日、490円−418円=72円(72×2万=144万円、利益確定)


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開発コラム
 平素ご愛読頂き誠にありがとうございます。
 FOMCの利下げ発表後、「今後の利下げは当分打ち止めか?」と言う事で、前
向きな受け止め方をする声が聞かれます。しかし、昨日も触れたように、
実態と密着した情報を拾い集めて判断しておきたいところです。

 市場を運営する胴元の側としては、一刻も早くお客さんに戻ってきて欲しいので
しょう。著名投資家がコメントを発表し、萎縮した投資家たちを励まそうとしてい
ます。
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[Bloomberg] 商業用不動産ローン担保証券への投資が復活−米資産家サム・ゼル氏 
 5月1日(ブルームバーグ):米資産家サム・ゼル氏は1日、機関投資家が商業
用不動産ローン担保証券(CMBS)市場に戻り始めたとの見方を表明。ニューヨー
クでのインタビューで「全体的に市場が既に動き始めたと確信している」と述べた。
 昨年7月に不動産を担保とする証券への需要が枯渇し、信用市場が事実上凍結状
態となって以降、金融機関による大口の建設関連ローンの売り出しは行われていな
い。流通市場で売却できなくなったためだ。しかし現在、米国債のリターンがイン
フレ率を下回ったため、不動産を担保とする証券への需要が復活し始めたとゼル氏
は語る。
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●目下最大の問題は、とてつもない規模に膨れ上がった評価損です。日本の国家予
  算の何倍あるのかと言う、あるいはそれ以上の規模です。この評価損分を取り戻
  すためには、買い手不在の市場を何とかして復活させなければなりません。取引
  が活発になり、再びまともな値が付き始めれば、希望が見えてくるでしょう。
 時間稼ぎをしている間に、新たな需要を喚起して、それをキッカケにして市場を
復活させる道筋を模索しているところではないでしょうか。
 
 その時間稼ぎの手法ですが、時価会計廃止・自己資本比率規制緩和が主だったも
のです。現時点では、不良債権をバランスシートに計上せず、中央銀行が不良債権
と国債を交換すると言うやり方で、実質的時価会計廃止を行っているものと考えら
れます。

 不良債権を中央銀行が吸収する場合、中央銀行のバランスシート規模との兼ね合
いになります。FRBやECB、日銀はかなりの量の不良債権を吸収できますが、
イングランド銀行のバランスシート規模はあまり大きくないため(恐らく10兆円
ぐらいで一杯一杯)、そろそろ別の手法を使って時価評価阻止を行わねばならない
でしょう。
 
 そうなると、いよいよ「バーゼルII」に切り込む事になるのでしょうか?
 
 現在、中央銀行が供給した資金がヘッジファンドなど投資組織に貸し出され、間
接的なアプローチで(ヘッジファンド等を介する)主要金融機関の増資資金に割り
当てられています。これもまた中央銀行の資金キャパシティに依存しています。

 そうなると、既に息切れしていると考えられるイングランド銀行をどうするかと
言う話になります。イングランド銀行との足並みを考えると、まだ余力が残ってい
るFRBやECBとしてはスローダウンせねばなりません。

 イングランド銀行は音を上げ始めているようです。

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[日経ネット] サブプライム損失、「市場は過大に見積り」・英中銀リポート

【ロンドン=吉田ありさ】英中央銀行のイングランド銀行(BOE)は1日発表し
た金融安定化リポートで「米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムロー
ン)問題による世界の金融機関の損失をマーケットは過大に見積もっている」と指
摘した。市場参加者の不安心理が強まった結果、住宅ローン証券化商品などの価格
が貸し倒れリスクから乖離(かいり)した非現実的な水準まで下落しているという。
英中銀は米国の証券化市場について「昨夏は貸し倒れリスクを実態よりも低く見積
もっていたが、現在は逆にリスクを過大に織り込んでいる」(ギーブ副総裁)と分
析。金融機関の情報開示への不信感が証券化商品の投げ売りを招き、価格の行き過
ぎた下落を招いていると説明している。
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[ロイター] サブプライム関連損失、市場予測の半分以下に=英中銀

 イングランド銀行(英中央銀行)は1日、金融安定報告を発表した。信用収縮を
受けた損失や経済への影響は、想定されていたほどではないかもしれない、としたほ
か、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の評価損は、市場
予測の半分以下にとどまる可能性があるとの認識を示した。 
 市場では、サブプライム関連損失が4000億ドル近くになる、と予想されてい
る。国際通貨基金(IMF)は、金融セクター全体に対するコストは1兆ドルに上
る可能性がある、との見方を示している。
 英中銀は「こうした予測は損失を大幅に誇張している」とし、実際の損失は17
00億ドル程度になる可能性があるとの認識を示した。
 また英中銀は「流動性の低い証券を時価評価した場合には、金融機関が最終的に
計上する損失の規模が過大に見積もられがちだ。実体経済に対する損害の可能性は、
さらに誇張される」との見方を示した。
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 FRBのバランスシートを考えれば、利下げ打ち止めを匂わせるのはまだ先でも
大丈夫でしょう。今回のタイミングで含みを残しつつも「利下げ打ち止め」をほの
めかしたのは、消耗しつつあるイングランド銀行への配慮もあったのではないでしょ
うか。
 
 
●サブプライムローンの返済制度・オプションARMが、じわじわと効き始めてい
るようです。各利用者が返済不能に陥ると言うミクロ的事象が積み重なり、次のよ
うなマクロレベルの現象となって表面化しています。
 返済金利の急上昇により破産する人は、今後かなり勢いを持って増えてゆくと考
えられます。これで最悪期を脱したと楽観視するのは、ポジショントークではなく
本気だとすると少し厳しいものがあります。
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[Bloomberg] 米カルパース、土地開発会社への投資で損失被る恐れ−WSJ紙 
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)は1日、米最大
の公的年金基金であるカリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)が土地開
発会社への投資に関し、投資額の大半を失う恐れがあると報じた。米サブプライム
(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題で投資先の経営が悪化したためとしてい
る。同紙によれば、カルパースは2007年初めに米ランドソース・コミュニティー
ズ・デベロップメントに投資。同社はロサンゼルス北部に数千エーカーの未開発の
住宅地を所有しているという。
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[Bloomberg] 3月の米クレジットカードローン滞納率、04年11月以来の高水準 
 ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、3月の米クレジットカー
ド大手6社のローン滞納率は前月比変わらずとなり、2004年11月以来の高水
準を維持している。
(…中略…)
アナリストは、米景気減速に伴い、今年のクレジットカードローンの滞納・貸倒率
は悪化するとの見通しを示した。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サー
ビスは2月、ホームエクイティローン(住宅担保融資)を利用できなくなった消費
者がライフスタイルを豊かにする製品を購入するため、クレジットカード利用に動
いていると指摘していた。
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[毎日JP] サブプライム:米連邦公社が返済資金貸し出し 財源5兆円

米連邦預金保険公社(FDIC)は30日、サブプライムローン問題の深刻化によ
る住宅差し押さえ拡大を防ぐため、ローン元本の20%を上限に返済資金を貸し出
す借り手救済策を公表した。対象は約100万人で、財務省の債券500億ドル
(約5兆2000億円)相当が財源となる。最初の5年間は貸し手の金融機関が金
利を負担する。
米政府は2月、大手金融6社とともに住宅差し押さえを一時停止し、借り換えを促
す救済策を発表。しかし差し押さえは収まらず、4月9日には貸し手がローン元本
を大幅に削減することを条件に、連邦住宅局が政府保証を与えて負担の軽いローン
への借り換えを促す追加策を発表した。(共同)
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 各中央銀行のバランスシートの規模と資金消費状況を考えると、イングランド銀
行の次は恐らくFRBでしょう(FRBは積極的緩和政策でかなり資金を消費して
います)
 ECBに関しては、EU加盟国ごとに少しずつ事情が異なるので少し判断が難し
いのですが──最もタフなのはドイツではないでしょうか。フランス・スイスは今
回の信用収縮でかなりの打撃を受けていると考えられます。ユーロに資金が流れ込
んでいる間は大丈夫かもしれませんが……。
 日銀は最もバランスシート規模が大きいので(恐らく100〜150兆円)、他
中央銀行と比較して安全度は高いと思われます。
 
 日銀がオタオタして、「信用収縮はもう終わり! ここからは回復! もう大丈
夫!」と神経質に連呼し始めたら──かなりヤバイ状況かもしれません。恐らく、
FRB・ECBは既に弾薬を使い果たした後でしょうから。


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