マエダ健康・美容養生所メールマガジン




第三百三十二号(080421)


今旬のテーマ
昨日は 春の六節気のうち 最後の 穀雨の節気でした。 
このころは
春雨が煙るように降る
日が多くなり 田畑をうるおして 成長を助けますから 種まきに良い氣候になります。

さて 食料自給率が 四割りを切ったわが国はお米の価値を見直しては如何でしょう。

お米はすばらしい食べものです。

東洋医学では お米は脳の働きを活発にして 元気の元になると考えます。
お米の性質は 平性で 寒性、熱性のいずれにも偏りませんから 誰にでも食べられます。

働きとしては 胃腸を丈夫にし 消化吸収の機能を回復してくれます。

ストレスや のどの渇きを癒してくれます。

下痢を止める効果 などもあります。
ところで あなたは 
お粥がお好きですか。
 
わが国では お粥は 普通に炊いたご飯より やわらかくて 消化がよいから 病氣の時の食べものと考えられていますが 噛まなくても 良いと考えるのは間違いです。
やはり よく噛まないと 唾液中の消化酵素と混ざらないので かえって 消化が悪くなることがあります。

わが国では 京都 奈良 大阪あたりでは今でも 朝粥を食べる習慣が残っています。

一方 中国では 全国的に 朝食はお粥という家庭が多いようです。

お粥の文化は お米があり 人が火を使うようになってから始まり 六千年の歴史があると言われています。
種類も多く 材料も豊富で 多種多様のお粥があります。

お粥を 薬として 病気の治療に使ったのは後漢の名医 張仲景です。

最古の医学書 黄帝内経には お粥の材料として 春は野菜と 夏は豆類と 秋は粉類と 冬は肉類など 材料別に 季節と養生を組み合わせた考えが残されています。 

れんこん を入れた粥は 疲労回復 ストレスやいらいらに悩む人に。

ほうれん草を入れた粥は 二日酔いや高血圧の予防に。

小豆の粥は むくみ やおできが出来たときに。

やまいもの粥は 疲れやすく めまい 耳鳴り 腰痛の予防に。

しじみの粥は 肝臓病 や動脈硬化の予防に。 

お粥は 調理が簡単で 材料次第で いろいろな病的な症状の予防になりますし 毎日の食事に変化をつける意味でも お粥を加えては
如何でしょう。

次回の発行は 五月一日です。
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