〜編集の現場から〜
2008.04.09 vol.159
現役編集者・ライターが現場の声を生かした、使える文章上達のコツを一問一答形式で出題します。 画像が表示されない場合
こんにちは、雷鳥社「文章上達のための練習問題〜編集の現場から〜」エディターのイタガキです。今週も文章書きのプロである現役の編集者・ライターが現場の声を生かした、“使える”文章上達のコツをお届けします。
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〜編集の現場から〜
文章上達のための
練習問題

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文章上達のための練習問題
意外に知らない文章ルールの基礎知識

ライターになるための練習問題100 新版 雷鳥社/1‚470円(税込み)
ライター指南本の新版。雑誌づくりの最前線で戦うプロ・ライターの100のテクニックがあなたの書く力を伸ばす!!
問題
■「副詞の正しい使い方を知ろう」
次の例文は、副詞の使い方が間違っています。正しい副詞を使って書き直してください。

1、このプロジェクトを、けっして、あなたにやり遂げていた だきたいのです。

2、ヤツなら必ず約束を守るだろう。

3、この試合、必ず負けるわけにはいかない。


解答
1、このプロジェクトを、ぜひ、あなたにやり遂げていただきたいのです。

2、ヤツならきっと約束を守るだろう。

3、この試合、けっして負けるわけにはいかない。
解説
文中に副詞を使う場合は、「けっして〜ない」「必ず〜する」「なぜ〜か」など、受け方が決まっています。副詞の後につながる表現 をふくらませたい場合は、受ける言葉を間違えないように気をつけましょう。

副詞を用いる効果は、その先の展開がわかりやすいことです。日本語の文章は、文末に「ない」をつけただけで、文章のすべてを否定形にすることができます。最後まで読まないと、結論が分からないのです。しかし、文頭に副詞を用いれば、その先の 文章が、肯定形になるのか否定形で終わるのかが想像できます。

〜編集の現場から〜
副詞を使うことにより、文章にリズムを付けたり、意味を強調したりすることができる。そのためには、並び方を考えることも大切。「明日の天気 はおそらく雨になるだろう」を「おそらく明日の天気は雨になるだろう」とすれば、語り手の「おそらく」の気持ちが強調される。

雷鳥社 文章・編集の本



編集の学校のスタッフ・花巻が行く!!
Profile
編集の学校 スタッフ 花巻あゆこ
1978年神奈川県横浜市生まれ 27歳 
帰 国子女が多い四年制大学を卒業。英語は得意。小学生の頃から、文章がヘタであることにコンプレックスを感じている。この春に大学時代の友人と二人暮らしをはじめた。

順調です、ヒアリング〜!
さて、午前のヒアリングはダンサーPさんへのインタビューからはじまりました。

Pさんは、多くのステージに立ちながら、プ ロを目指すダンサーの卵たちに約5年に渡って指導を続けていらっしゃるダンサーさんですから、Mさんからのいろんな質問にも的確にお答えいただいています。

ライターMさん
「なぜそのテクニックが大事なのか、なぜこの順番で覚えなければ いけないのかなどきちんと論理だててお話くださったので、すごくわかりやすかったです。ありがとうございました。やはりご自分のダンスをちょっと突き放して冷静に見るということは、上達する上では必要なんですね」。

ダンサーPさん
「いや、私はそんなに特別意識して分析しようとは思っていないですよ。ただ、生徒さ んたちができないと、どうしたらできるようになるだろうとか、どう教えたら理解してもらいやすいだろうとか考えるから…・・・。そういうノウハウはあるかもしれませんね。今週の金曜日の19時から、20代女性のクラスがあるので見学に来ませ んか? 見ていただければ、わかってもらえる点が結構あると思いますよ」。

午前の部のジャズダンスは、ダンサーPさんとライターMさんのおかげで順調に終了しました。

午後はストリートダンス。日本のストリートダンス界の大御所 ダンサーKさん(40代前半)と20代のダンサーMさん、Tさんへのインタビューです。Kさんは海外でもご活躍されていらっしゃったまたもや大物!! 実はハナマキお姿を何度かテレビで拝見したことがあります。

今回は全員男性なので、午前 のジャズダンスの時とはムードが一変。空気がカキッと締まった感じなのはいいのですが、なぜかその場の雰囲気まで固くなってしまいました。

ダンサーのみなさんはとても友好的で朗らか・・・。お話だって、とても和やかにしていただいて いるのに・・・。

何で?

これは、後からわかったことですが、結局は私たちの気の持ちようだったんです。ストリートダンスはメンバーの中に詳し い人がいない。全員不安でいっぱい。その上、取材の前に準備がよくできていなかったので、誰一人として自信が持てていなかったんですよね。そんな心の動揺が、自らネガティブな雰囲気を作ってしまったんだと・・・。

そういえば、前に、 センパイが言ってました。

「どんなにハードルが高い分野の仕事でも、『ここまでやれた!』と思えるほど準備やリサーチができていれば、取材の時は肝が据わるもんよ」

できていないから、こんなにオドオドしてるんですね。ハナマ キ、反省です!! 

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編 集 後 記
確かに、自信のない時って、言動に表れてしまうものですよね。特に相手のいることであればなおさら、不 安という気持ちは伝わってしまいます。ハナマキさん、ありがとうございます。私もまたひとつ、勉強になりました。ところで、みなさんは、取材の際、準備すること以外には、自信をつけるためにどんなことをやっていますか? 
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