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2008年4月2日 No284
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01【総合】 ◆総合学習をつくる時のキーワード〜3年生編〜
        加藤祐之@山口大学教育学部附属山口小学校 
01.【総合】◆総合学習をつくる時のキーワード〜3年生編〜
        加藤祐之@山口大学教育学部附属山口小学校  

 2007年6月13日 No242で、3年生で総合学習を考えていくときに、大切にするといいキーワードをご紹介いたしました。

 それは、

試 行 錯 誤

です。
 
 前回ご紹介いたしました2つのポイントに加え、単元の中で子ども自らが「試行錯誤」ができるように学びを支えていくために、欠かすことのできないポイントがもう一つあります。紹介します。それは、

活動のイメージを明確にする

です。
 
3 活動のイメージを明確にする
 実際の活動を行う前に、活動している自分の姿を具体的に想像できるようにします。このようにすることで、活動中に自分がすべきことや、事前に準備しておくといいことなどが思い浮かびやすくなり、見通しをもって活動に取り組むことができます。

 校内にクラスのみんなにとって楽しめる基地をつくる活動を通して、日頃過ごしている生活空間についての見方や考え方を深めていく学習を例に説明します。 

 みんなのめざす基地のめあてが「3−1みんなが楽しめて、安全な、気持ちのいい基地」と決まり、材料を集め終えて、いよいよつくりはじめるという時に、まずは、次のように投げかけました。
「楽しめる基地にするには、安全な基地にするためには、気持ちのいい基地にするためには、どんなことが大事かな?」

 これは、一人一人が自分のイメージを考えていくときのキーワードになるように、「楽しめる」「安全」「気持ちのいい」という言葉を、実際の活動場面に合うような具体的な言葉にしようと考えて問いかけました。

 子ども達から出されたのは、次のような言葉でした。

「楽しめる」   = おもしろい  いろんな遊びができる

「安  全」   = 丈夫  こわれない  けがをしない

「気持ちのいい」 = あたたかい  きれい  いやされる


 それぞれの言葉が、具体的になったところで、
「基地づくりの時に、自分がどのようにしている姿が見えたら100点かな?」と問いかけ、自分なりのイメージを言葉にして書き表すようにしました。

 子ども達が書いていた言葉は、
「じょうぶで風がふいてもこわれたりしないように、みんなで協力して、たてものをつくる」
「寒いときでもあたたまれるような足湯になるように工夫する」
「魚も3−1のみんなも気持ちよくなるくらいに池の底まできれいにする」
等のめあてを意識したものになりました。

 このように、「試行錯誤」をキーワードにしていくことで、はじめて総合学習に取り組む3年生であっても、楽しく、価値ある学びを子たち達の力でつくりだしていけるように思います。
 
    
 

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