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年間150冊のビジネス本書評
見えない時代を切り開くビジネスパーソン必見

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−★【ビジネス書評】 成功者になろう!★−

本日の一冊

はじめての課長の教科書 酒井穣





最近のマネジメント論は、権限を現場に委譲しスピーディーな意思決定で顧客満足度を向上させることを目的とした組織のフラット化が推進される傾向があり、日本特有の組織階層である中間管理職の役割については軽視されがちですが、本書はその中間管理職である課長の重要性に着目しためずらしい一冊です。



経営情報と現場情報がバランスよく集まる課長という仕事の重要性を論じた本書は、現代ビジネス社会において必要とされる新しい課長像を明確にしてくれます。



課長は上と下に挟まれた悲しき中間管理職ではなく、現場と経営をつなぐために知恵を絞り『ミドル・アップダウン』というミドルから発信する新たな役割を理解し、経営者や末端社員とは異なる付加価値を構築する必要があるといいます。



未だに社内でこれと決められた原理原則に従うばかりの付加価値の低い仕事をしている課長も見受けられますが、そうした課長は今こそ新しい課長像を取り入れ必要不可欠な『ミドル』として会社に君臨するチャンスではないかと思います。



本書は、『課長とは何か』からはじまり、『課長に必要な8つのスキル』や『予算管理・人事評価・社内政治の対応の仕方』、『避けられない9つの問題』など「できる課長」や「理想の中間管理職」になるための技術や考え方が解説されています。



教科書というタイトルだけあって基本から応用までうまくまとまっています。



この4月から課長に昇進する方はもちろん、現在課長職の方、課長候補の係長の方など、近い将来日本を元気にしたい『ニューミドル世代』を構築したい方には是非読んでいただきたい一冊です。





★本日の共感★


課長として最も大切な仕事は「部下のモチベーションを管理する」という仕事

お金よりも大切なのは、部下を一人の人間として気にかけ、能力だけでなく、もっと人間性に興味を示してやるということ

中間管理職は、現場から「重要な現場情報」を引き上げ、それを「経営者が描いた大きなビジョン」をつなぐために知恵を絞る「ミドル・アップダウン」な活動をする

ほめるべきときには「自分がこんなふうにほめられたら嬉しいだろうな」ということに想像力をフルに働かせて、効果的に感謝の気持ちを表現する

部下は十分に教育する必要がありますが、教育をしたら、後は部下の能力を信頼し、部下の思う通りに仕事をさせるというのが現代的な人材管理手法

低い人事評価の理由をクドクドと述べず、今後に期待していることを伝え、スキルアップの機会などを提案し部下を勇気付ける

企業全体の利害を優先させつつ、自らの責任範囲を大幅に超えて、公式、非公式に多くの社内横断的なプロジェクトに献身的につながっていくことがキーマンになるための一番確実な方法

部下を昇進させるときは、イエスマンを選ぶのではなく、多少トゲがあっても必ず「本物」を昇進させる

「本物」とは、個人的な利害ではなく、会社全体の利害を考えて会社を成長させることができる人物、さらに従業員の皆をハッピーにさせるために、無私に優れた仕事をすることができる人物のこと

どれだけ多くの仲間を助け、仲間からの信頼を集められたのかを誇れるようになれれば、その人物は世界中のどこでも通用する

自社を変える努力をし、社内で改革のリーダーになるべき




◆◆◆◆今日の質問◆◆◆◆

あなたは、課長の本当の役割を理解していますか?



★★★★こんな方におすすめ★★★★


○課長候補の係長の方
○課長
○上からも下からも必要とされるニューミドルとして君臨したい方

読みやすさ
☆☆☆☆☆
必読度
☆☆☆☆
総合評価
☆☆☆☆



■■■今日の一言■■■


ある課長が新入社員に『今日飲みに行くか』と言ったら『えっ、それって仕事ですか』と言われ『仕事でないのなら遠慮します』と言われたという笑うに笑えない話があるようです。

こうした新世代に『だまってオレの背中について来い』的な従来のやり方をすると、振り返ったら『誰もいなかった』という悲劇にもなりかねません。

ちょっと叱れば『はい、さようなら』と会社を辞め、仕事を与えれば『こんな仕事じゃなくもっと大きな仕事がしたい』という世代です。(こうした人はごく一例だとは思いますが)

こうした世代に嘆くよりも、まず自分自身を棚卸しして、足りないところは新しい知識をしっかりと補い、時代感覚のズレをうめて真摯に対応する必要があると思います。




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読んでいただき誠にありがとうございます。

いいことを考えましょう。

素晴らしいことを考えましょう。

私たちは自分の運命を素晴らしいものにしていくことができます。

本は心を高めてくれます。

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