Living through Changing Ages,
Shifting Paradigms and One Eternal Truth
「形のない精神(スピリット)が形のある体の中に住む、それが人間。
心と体を媒介するのはエネルギー、だから私たちはエネルギーの海の中に住んでいる ------」
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2008年3月27日号(vol. 18)
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目には見えなくても、私たちの体調や気分、感情の波や頭の冴え方などに影響を与えるているものは、たくさんある。
まず物理的に測定できるものでは、高周波や超低周波。自分の体に合わない高周波や超低周波に集中的にさらされると、敏感な人なら、いらいらしたり、集中力が落ちて考えをまとめづらかったり、頭痛や疲労を感じたりする。オーラフィールドが電磁場であることを考えれば、こういった影響はあって当たり前。これは、目には見えないが物理的に測定可能な電磁波が、肉体、生体エネルギー、オーラフィールドに影響を与える例だ。
心理学に目を向ければ、「無意識」「深層意識」といったものがある。目には見えず、機材で測定することもできないが、人間の行動や感情経験を通して表れ、精神科や心療内科の精神分析治療や心理療法も、これらの存在を前提にしている。
「無意識」や「深層意識」の存在が医学の分野で受け入れられているのは、科学の方法論による。「無意識」や「深層意識」が存在すると考えることで、人間の行動や感情経験がよりわかりやすく、一貫性のある形で説明できる。そしてその方法論に基づく治療や心理療法で、人々が心の病などから回復していくという実証的な事実がある。
最初にフロイトが「無意識」や「深層意識」といった考えを導入し、精神分析という治療法を提唱した当時は、あちこちから激しい批判を受けた。だが100年後の今、それは確立された精神医学の知識になっている。フロイトの精神分析学とユング派などその流れを汲む流派は、心理学や精神医学を始め、文化、芸術や社会科学、そして精神性の分野にも大きな影響を及ぼしている。
それでは、人間の魂を含む「目に見えない世界」(「霊的な世界」)の存在については、どうだろう。
「目に見えない(霊の)世界」と向かい合うにも、「物理的立場」と「心理学的立場」の大きく二つの立場がある。
「物理的立場」は、「霊的世界」も、外の世界に実際に存在するという立場。つまり「魂」「亡くなった人の霊」「スピリットガイド(守護霊)」などを、自己の外に物質的に存在するものとして考える。この立場をとる研究者は、たとえば、人が亡くなる前と後で体重を計り、その差から、生理的に失われる水分やガスなどの重さを差し引くことで、「魂の物理的重量」を計ることを試みたりする。
「心理学的立場」は、それらを心の中の内的な経験として見る立場。「魂」や「スピリットガイド」などを、自己の内的経験として解釈する視点だ。たとえば「スピリットガイド」は、「自己」の中の高く賢い視点をもった部分(「高い自己」)、またはアーキタイプ心理学で言う「賢者」であって、ガイドとのコンタクトといった現象も、こういった内的経験が投影されたものだと理解する。
霊の世界を文字通り現実のものとして解釈するか(「守護霊は存在する」)、内的世界の経験として解釈するか(「守護霊として経験されるのは、自己の中の高い部分」)は、精神性の立場からは、実は、白か黒かのように互いに相いれない視点ではない。
神智学では、スピリットガイド(霊的導き手)を「Inner Teacher」(内的教師)、目に見えない世界やアストラル界を「Inner Realm」「Inner Plane」(内的な世界、領域)などと呼び習わす。
実際、アストラル界(オーラフィールドの第4レベル)と呼ばれる領域では、自分の内面の経験と外の世界や現象の区別が限りなくあいまいになり、ある意味、意味をなさなくなる。これは神智学以外にも、多くの精神的教師や霊媒たちによって言われ、また伝統的なシャーマンや呪術師などの経験を分析しても察っせられることだ。
シャーマンや呪術師たちは、アストラル界で作業(ヒーリングや祈祷、呪術)を行い、その結果は、物質世界に現れる。それは別の視点からは、自己の内的世界で作業を行い、その結果が外の世界に現れることになる。このことを理解するのは、アルケミーの方法論について理解するためにも重要だ。
中世ヨーロッパのアルケミストの一部は、アルケミーを完全に物質レベルのことと理解し、いわゆる「錬金術師」として、物質レベルで卑金属を金に変容させる方法を探すのに熱中した。他方ユングは、アルケミーの伝統や象徴をすべて心と内的世界の経験に還元し、アルケミーのプロセスは魂の変容プロセスの象徴であるとした。
だが、アルケミーとはその両方なのであって、どちらか一方を無視しても全体像が見えなくなる。我々が宇宙の一部である限り、内的宇宙と外的宇宙の間には切れ目はなく、ただそれは我々の肉体と自我という薄い浸透膜によって、仮に区別されているに過ぎない。
この肉体や自我という「個」の境界が緩むのがアストラル界であり、だから私たちのハート、第4チャクラは、内的世界と外的世界の間の扉となる。私たちのハートが、自分以外の生命に向かって大きく開かれる時、同時に「目に見えないアストラル世界」への扉が開かれるのだ。
アストラル界への扉は第4チャクラ、ハート・チャクラだ。
第4チャクラが、物質・肉体につながりの深い1・2・3のチャクラと、精神的領域とつながりの深い5、6、7のチャクラをつなぐ場所に位置していることを考えると、それはごく自然なことに思える。
アストラル界では、人が考えていること、感じていること、他の人に向けられる思念などが、色や形、エネルギーの強弱などをもって現れ、アストラル・レベルに知覚の開いている人は、それを感じることができる。アストラル・レベルに感覚を合わせたヒーラーは、それをオーラフィールドの色や形、密度やテクスチャー、流れの方向などとして知覚する。
習慣的な思考や感情のパターンが一種の疑似生命のようになったものを、神智学では「思考体」「想念体」と呼んだ。同じものをギリシャのヒーラー、ダスカロスは「エレメンタル」と呼んでいる。
「思考体」「想念体」を、シャーマンや呪術師などはより象徴的な形で知覚する。象徴のとり方は文化背景に影響されるが、多くの文化で蛇の形を借りることが多いのは、面白い。(なお「思考体」「想念体」は、いわゆる「亡くなった人の霊」とは別である。)
また人間同士の間に流れるエネルギーのストリーマーや、チャクラとチャクラを結びつける人間関係のコード(絆)も、アストラル・レベルで見ることができる。
人間関係に伴って結ばれるチャクラ・コードについては、バーバラ・ブレナンの2冊目の著書『癒しの光(下)』に基本的な記述がある。私自身はコード・ヒーリングを専門にするヒーラーではないが、詳しく学びたい人には、ディーン・ラムスデンの講座やトレーニング・プログラムがある。
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アストラル界について、またハート・チャクラの機能と肉体の健康の関係については、次号以降でさらに書く。ハートの力、アストラル界の現象、そして肉体レベルの心臓と筋肉系の対応は、私にとって興味の尽きない、とてもおもしろい領域だ。
オープン講座の案内
☆ 4月の特別講座 「エネルギー心理学入門:自己成長の地図としてのチャクラ・システム ---- 人間心理と人間関係の仕組みをエネルギー、オーラとチャクラの視点から理解する」(パートIII のどのチャクラと脳幹のチャクラ) 講師 ディーン・ラムスデン&王由衣
パートIII では、オーラフィールドの関係性レベルについてさらに理解するため、ヴィシューダ・チャクラ(のど)とタール・チャクラ(脳幹)、そしてこれらのチャクラに関係するコードについて説明します。ヴィシューダ・チャクラは他の人間との関係、タール・チャクラは目に見えない世界へのいわば扉として機能します。
目に見えない世界(「アストラル界」)を新しい視点から見、それがどのように自分やまわりの人々に影響を与えているかを学びます。スピリット・ガイドやスピリット・ティーチャーについてのレクチャーでは、我々の生命エネルギーをむしろ奪うような、望ましくない存在を見分けることについてもとりあげます。
クラスの締めくくりには、自分のオーラフィールドからネガティヴなエネルギーを浄化するためのグループ・メディテーションを行い、自分自身の人としての可能性にフルにアクセスするために必要とされる、クリアな状態を経験します。
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「エネルギーの海 スピリット通信」 第18号 2008年3月27日発行
編集執筆・写真・イラスト 王由衣 (画像はオンラインの状態でのみ表示されます)
発行 The Center for Healing Education, LLC http://www.lifeschool.org
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