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2008年3月24日発行 |
1ランク上の保険と資産運用の話(第129号) |
靴下と逆転の発想
逆転の発想
「サブプライム問題で市場が芳しくないので投資を控えています」という話をよく聞きます。確かに、米国も日本もそして欧州も、株式市場は2007年後半から芳しい動きではありません。市場が回復するまで投資を差し控えようと考えるのも自然の流れかもしれません。しかし、こういうときだからこそ、発想を逆転させてみるとよいかもしれません。
こう考えてみてはいかがでしょうか?「ほとんどの人が躊躇しているときこそ安く買えるチャンスだ!」アメリカの有名な投資家、チャールズ・エリスはこう言っています。『人は靴下(ソックス)であれば安い値段のときに買うのに、株式(ストック)となると高い値段で買う』
人は、靴下はバーゲンセールで安くなったときに買いたがるのに、株式はバーゲンセール(割安)になっていても誰も手を出さないことを比喩した話です。
ドルコスト平均法
ファイナンシャルプランナーは、あるいは、ファイナンシャルプランナーに限らず金融機関の販売担当者は、ドルコスト平均法という方法を紹介することが少なくありません。名前は少し難しいですが、ドルコスト平均法とは毎月決まった一定額でファンドを購入する方法です。
毎月1万円ずつ投資する場合を次の例で考えてみましょう。
月 |
投資金額 |
基準価額 |
購入できる口数 |
前月 |
10,000円 |
12,500円 |
8,000口 |
今月 |
10,000円 |
8,000円 |
12,500口 |
手数料等は考慮されていません |
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前月と今月を比べると、ファンドの価格(基準価額)の高い前月より、価格の安い今月のほうがより多くの口数(投資信託の購入単位です)を購入することができています。
もし、このファンドの基準価額が来月に上昇したらどうなるでしょう。8,000口分の値上がりより、12,500口分の値上がりのほうが大きな金額になりますよね。これが、ドルコスト平均法のよいところなのです。
ここでのポイントは、より安い値段のときに、より多くの口数を買うことができたから、将来値段が上がったときよりたくさんのメリットを受取ることができたという点です。
価格ではなく量を見よう
チャールズ・エリスの言っていることと、ドルコスト平均法の考え方は同じものなのです。私たちは、ファンドを見るとき、どうしてもファンドの価格(基準価額)に目を奪われがちです。でも、価格と同じように大切なことは、どれだけの量(口数)を持っているかということです。なぜなら、私たちの資産の価値は、「価格×量」で決まっているからです。価格が高くなると資産の価値は殖えますが、量が増えても資産の価値は殖えるのです。そして、さらによいことには、この量(口数)は一度増えたら減ることはないのです。
価格(基準価額)の上下動で一喜一憂するのではなく、どれだけ割安に量(口数)を増やすことができるかに関心を移してみませんか?
編集後記
今回の話のヒントを与えてくれたのは、懇意にしていただいているFP、内山貴博さんです。内山さんは、博多を中心に活動されている優秀なFPです。そんな彼から、「最近、マーケットの状況が芳しくないけど、杉山さんならどういう説明をされますか?」と問いかけられました。今回のメルマガは、彼の問いかけに対する、私なりの回答です。
バームスコーポレーション 杉山
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注意・免責事項
この資料(以下、本資料といいます。)は、バームスコーポレーション有限会社(以下、当社といいます。) が提供しています。本資料は、個別企業の株主価値あるいは企業価値に関する理論等について分析を交えて解説を行うものであり、保険契約の勧誘または有価証券の取得の勧誘を目的としたものではありません。 また、本資料に記載する内容は、当社が信頼できると思われる情報に基づき作成されていますが、その内容の正確性・完全性・網羅性を保証するものではありません。さらに、本資料記載の内容は、特定の経済状態、市場状態を示唆するものではありません。
本書面は、個別投資商品の内容をわかりやすく説明した部分を含みますが、金融商品取引法および投資信託及び投資法人に関する法律等の法令に基づく開示資料では ありません。投資信託をご購入の際には、必ず、最新の目論見書によりその内容をご確認ください。投資信託は、株式や債券など値動きのある証券に投資するた め基準価額は変動し、元本を割り込む恐れもあります。さらに、外貨建ての証券に投資した場合には、基準価額は為替による変動からも影響を受けることになり ます。投資信託の運用による損益はすべて投資家に帰属します。最終的な投資のご判断は、投資家の皆さまご自身で行われますようお願いいたします。
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