教師の“知恵”.netがお届けする教育MM「教師の“知恵”ぶくろ」
2008年2月6日 No276
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INDEX
01【生活】 ◆生活科で、遊びの中から確かな学びを
          見出させるためのとっておきの5つの支援
   〜「2の1ひみつきちをつくって、楽しく遊ぼう」〜
   藤井浩史@山口大学教育学部附属山口小学校 
01.【生活科】◆生活科で、遊びの中から確かな学びを
          見出させるためのとっておきの5つの支援
         〜「2の1ひみつきちをつくって、楽しく遊ぼう」〜
          藤井浩史@山口大学教育学部附属山口小学校   
 
1 はじめに
 「遊ぶ中で学ぶことは多い」とよく言われますが、本当にそうでしょうか?
 確かに、生活科では、8つの学習内容の一つに「自然や身近なものを使った遊び」というものがあります。しかし、だからといってただ遊ばせるだけでは確かな学びを得ることはできません。

 そこで、子供たちが夢中になって遊びながらも、自分たちの力で遊びを創造し、確かな学びを得ることができるための支援を提案したいと思います。

 ポイントは次の5つです。
ポイント1 子供が扱いやすい材料を取り上げる(活動への抵抗感の減少)

ポイント2 導入で体験を語り合う場を設定する(期待感の向上)

ポイント3 活動イメージについて話し合わせる(方向性、めあての形成)

ポイント4 繰り返しの活動を保障する(対象への継続的なかかわり)

ポイント5 話し合いを仕組む(知的な気付きの再認識・問題の発見と解決)

 前回は、5つのポイントの内、ポイント1とポイント2を説明しました。

 今回は、ポイント3、ポイント4、ポイント5について説明します。

ポイント3【活動イメージについて話し合わせる】
 子供たちが夢中になって遊びながらも確かな学びを獲得していくためには、教師のねらい(学習内容)を含み込んだめあてがとても重要となります。めあては、子供たちが遊びを創り出していくときに何度も立ち返る柱であるため、できるだけ具体的なものであったり、めあてが具体的にどんな意味をもっているのかというイメージをもてたりすることが大切です。
 本単元でも、話し合いをすることで、「2の1ひみつきちをつくってみんなでたのしくあそぼう」というめあての「ひみつきち」のイメージが「ドキドキひみつきち」に決まりました。話し合いながら、子どもたちみんなのめあてへのイメージが一致し、そのイメージを具体的な言葉にしていくことが大事です。



(4)ポイント4【繰り返しの活動を保障する】
 できるだけ多くの知的な気付きを得るためには繰り返しの活動を保障することが大切です。したがって、今回は、作る(改造する)ことと遊ぶということを、3回繰り返すことができるような単元構成にしました。
  動画 (基地で遊んでいる子供たちの様子)

 教師は、繰り返しの活動の中で、子供の活動を意味付けたり、価値付けたりしながら、知的な気付きを自覚化させていきます。知的な気付きを自覚化させることで、生活科における確かな学びを獲得させることができるのです。

(5)ポイント5【問題解決のための話し合いを仕組む】
 クラスのみんなにかかわるような問題が生まれた時には、話し合いを仕組むことが必要です。

 この単元で話し合った話題は、遊び方に関する話題が多かったです。「基地遊びの予約制はいるか」「ひみつ基地を壊さないで遊ぶには」「基地番は必要か」など、一人一人の子供やグループの活動の様子、振り返りの中から、問題点を見取り、話し合いを仕組みました。話し合いを仕組んだことで、知的な気付きの再認識、問題点の発見と解決をすることができました。
  動画(基地の遊びにおける問題について話し合っている様子)
 
    
 

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