米国によるサブプラ対応策の発表により、日米共に堅調さを取り戻しつつある。特にNY Dowにおいては200日移動線を上抜き、チャート的には下落分の半値戻しを達成し、極めて強い動きとなってきている。ただ、不安材料がないわけではない。サブプラ問題の延滞率は上昇を続けており引続き注視は必要だと考える。 今週は11日のFOMCによる利下げも実施されることであり、111円台まで戻したドルの先行きを見つめながら、日経平均は16000円を挟んでの揉み合いとなり目先的な達成感が出易い ところではあるだろう。 先週1週間で276の上昇となり、7日には16107まで上昇する場面が見られた。公益・金融株が主導する形で日経平均を押し上げてきたわけであるが、11月の安値からは1200弱の上昇と、戻りが急な分調整局面も考えられ、16000を越えての一方的な上昇には暫くの時間を要するかもしれない! ただ、25日移動平均線を回復してきたことと、7日には5日移動平均線が25日移動平均線を上回るゴールデン・クロスを達成してきており、過去の経験則ではトレンドが上昇転換したことを示す信頼性おける指標であるだけに要注目である。 11月度はヘッジファンドの決算対策など売りがでやすい情況に、サブプライム問題が重なり想定以上の急落となったものの、懸念された外国人投資家の動きも漸く買い越しに転じてきており、ドル換算の日経平均が回復基調にあることで、日経平均も暫くは戻りを試すことと思われる。(参考:日経12/6) 留意点としては、6日に英が2年4ヶ月振りに利下げを実施したことと、ECBでは金利を据え置いたものの米欧が依然サブプラ問題に対する警戒態勢にあることである。今後近づくユーロの反転時が商品市況にどう影響を及ぼすのか、依然デフレから脱却できない日本市場と共に見守る重要な時点であるようだ。 注目銘柄としては07年度に上昇した業種・銘柄をここで削除し、新規にポートフォリオを組み直したいところである。公益・食料・化学・通信関連といったところか?公益ではJR・JTを、 食料では塩水港精糖・三井製糖・昭和産業を、通信ではドコモのチャートが良くなってきている。 逆日歩が付いた上昇トレンドの銘柄には積極的になってもいいのではないか?個人的には短期で上新電機といったところか〜