Living through Changing Ages,
Shifting Paradigms and One Eternal Truth
「形のない精神(スピリット)が形のある体の中に住む、それが人間。
心と体を媒介するのはエネルギー、だから私たちはエネルギーの海の中に住んでいる ------」
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2007年11月7日号(vol. 16)
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これらはどちらも、オーラを見るとか、人の心や過去を読むとか健康や病気についての情報を得るといった能力を、まとめて呼ぶための語だ。どちらも同じ能力を指すのだが、全感覚(Full Sence Perception、FSP)と呼ぶか、超感覚(Higher Sence Perception、HSP)と呼ぶかで、我々の中に呼び起こされる態度が違ってくる。
「超感覚」には、通常の五感を超えた感覚、能力という含みがある。これに対し、「全感覚」は、五感やそれ以外の感覚を含むすべての感覚をフルに開くという含みだ。超感覚は一部の人間が持っている「特別な力」というニュアンスになり、全感覚は、すべての人間の中に内蔵されていて、誰でもそれを開き、発達させていくことができる能力というニュアンスだ。
この意味で、私は「全感覚」という表現を好む。それが通常の五感を超えた、つまり現代人の一般的な常識を超えるものであっても、決して「特別な能力」ではないからだ。またそれを持つ人間が特別な存在になるわけでもない。
例えば、だいたいの日本人は、欧米人なら「通常の感覚外」と考えるような感覚を開いて持っている。「場の雰囲気」を読む能力がそれだ。「雰囲気」とは、場や空間を満たすエネルギーの質。「気持ちを察する」というのもある。これは相手の「気(エネルギー)の状態」を感じて、わかる能力だ。
日本のように密なコミュニティを形成する社会では、こういった形でエネルギーを感じとれる力は、社会でやっていくために当たり前に必要なものだ。日本の社会で育っても「場が読めない」と言われる人は、何らかの理由でこの能力が未発達か、マヒしていると考えられる。
こういった能力を開発していくにしても、「科学の常識を超えた特別な能力を身につけよう」と考えるか、「人間に自然に備わっている能力を引き出し、磨いて精度を高めていく」と考えるかで、アプローチは違ってくる。当然、後者のアプローチの方が健全で有機的だと私は思う。
有名な超能力者、霊能力者やヒーラーなどの話を頭から全部信じることは、自分でこういった能力を育てていくのにはあまり役に立たない。こういった人たちは、とくに有名になってしまった後では、自分の能力がいかに特別なものだと信じてもらかに利害が絡まっているからだ。あいにく私の知人、友人、同僚はほとんどが「業界」の人なので、たくさんの内部事情を私は見て知っている。
しかし著名な能力者の裏事情を知っているということは、逆に、「普通の人」がこういった能力を開き、健全な形で身につけ、安定させていくにはどうしたらいいかを、絶えず考え続ける材料にはなってきた。
☆
例えば10月に行った「ヒーラーのためのエネルギー解剖生理学」のクラスは、全感覚の知覚を開き、磨き、意識に統合していくためのクラスで、そのコンテクストになるのが、人間の体である。
最初は、ほとんどの人で一番よく開いている触感を通し、体の外側に触れて、そこから少しずつ知覚を体の奥におろしていく練習をする。うまく誘導されると、初めての人でも、皮膚や結合組織、骨膜、骨の緻密質と骨髄質の違いなどが、体感的にわかるようになる。
教師に誘導してもらいながらの練習や、クライアント役の相手からのフィードバックなどに耳を傾けつつ、いったんコツをつかんだら、後は練習を続けていくだけだ。そして感じとった内容を、必ず何らかの形で確認して、客観性をもたらすようにする。これが能力を安定させ、精度を上げるコツ。
そのための最良の方法は、同一のターゲット(同じ人の体の中の特定の組織や臓器)に、何人かのヒーラー役が別々にアクセスする。そして得られたデータや情報を書きとめておいて、後から比較する。こうすることで、自分の知覚の精度が確認できるだけでなく、自分の感じ方の癖や、得手・不得手などがわかってくる。グループでの練習は、すればするほど精度は上がっていく。
このクラスが3回目の「エネルギー解剖生理学」になる人あたりでは、初めて参加の人からは「超能力」的にしか思われないような精度で、ターゲットにアクセスして意味のある情報を得ることができる。だが、この能力自体は最初から彼らの中にあったわけで、意図的で効率のよい練習を通して、それが引き出されてきただけなのだ。
そしてこういった能力の開花の土台になっているのは、自己の内面に明晰さをもたらし、人間として成長していこうとする地道な努力だ。この地道な努力の裏付けなしには、能力の開発はとても不安定なものになる。
☆
10月のクラスでは、こんなこともあった。学生の一人が色を使う仕事に就いている人なのだが、透明樹脂製の色見本を持参していた。色つきの透明樹脂を小さく切ったもので、この中でチャクラの色に対応するものを、エネルギーの色の制御練習に使えないかというのだった。
ためつすがめつするうちに、この中の紫やコバルトブルーが、昔「オーラゴーグル」と呼ばれ、オーラを目で見るためのツールとして売られていたものに色味が似ていることに気づいた。自分の手で試してみると、使える(笑)。
学生たちを呼んで、オーラを見やすくするために自分の手をエネルギーでチャージし、樹脂板を通して見せる。最初は「何を見ればいいの?」みたいな反応だったのが、「あ、見える!」。
オーラの第1層を見るのは、本当にちょっとしたコツで、目の使い方(視野の広げ方と視点の結ばせ方)をシフトさせるだけなのだが、こういったツールを使うことで、比較的容易に学べるのだ。
この後さらに、チャクラ・カラーの樹脂板が、オーラの色を見るための別の練習に使えることも発見。オーラの色を目で見るという時に、どういうレベルというか精妙さで色を意識したらよいのかは、多くの人にとって手探りだ。「そんなの、特別な能力のある人にしか見えないでしょ」と密かに自分の中で決めてしまっている人も多い。
しかしこのちょっとした予定外の練習で、オーラの色を見るための感覚の焦点の合わせ方をつかんでもらうことができた。それまで見えないと思っていたものが、自分にも見えることがわかり、「あー そういうことだったんだ」という深い「腑に落ちる」感。そういった時に人が見せるよろこびの表情には、ちょっと特別なものがある。
これは、5日間の長く根を詰めてとり組んだクラスの合間の、なかなか楽しい時間だった。
先号で、人間関係ヒーリング(関係性エネルギー・ヒーリング)の専門家である私のパートナーの執筆物から、チャクラとチャクラをつなぐコードについて少し訳出引用したが、残りを今号と次号の2回に分けて掲載しておく。チャクラ・コードについて興味のある人は、Vol. 16と合わせて読んで欲しい。
1 ジャンク・コード
これは「ジャンク(ごみ)メール」つまり「迷惑メール」と同じようなものだ。ジャンク・コードは、誰かがこちらのことを探ったり、何らかの形で支配しようと試みてうまくいかなかった時、低位のチャクラに一時的にひっかけられる。
私がこれをジャンク(ごみ)コードと呼ぶのは、このコードは、相手がこちらを探るのをやめた後も、チャクラの表面にひっかけられたまま長く残るからだ。原因不明の疲労感があったり、個人のバウンダリを確立するのに苦労しているクライアントに、しばしば過剰なジャンク・コードが見られる。
古典的な例は、セールスマンや電話セールスが、こちらが買いたくないものを買わせるためにひっかけてくる場合だ。店を出たり電話を切った後も、うまく言えないが、なんだか相手に影響されたような、あるいは侵犯されたような感じが残る。
ジャンク・コードは、はずすことがもっとも容易なコードだ。それはコードの末端の小さな「釣り針(フック)」でチャクラの表面に軽くひっかかっている。ヒーラーは自分のエネルギーの手でこのフックをはずし、コードの送り主に送り返すことができる。
2 トランジショナル・コード(一時的コード)
これは、他の人間とのつながりを探る時に、素早くつながれたりはずされたりする「触手」のようなコードだ。自分を相手に対して方向付ける働きを持ち、相手から情報を受けとったり、相手に送ったり、ミーム的な思念体を送るのに相手に集中したりするのを可能にする。
触手コードが触れるのは、相手が客観的で、こちらに興味をもっているが、個人的または永続的な関係を結ぶことに興味がない場合だ。
我々は皆、道を尋ねたり、劇場でパフォーマンスを見たり、講演を聴く時、これを経験している。それは受動的だが、方向性のある形で他者につながる方法であり、互いの個人的バウンダリを侵犯しないものだ。
トランジショナル・コードは長く残らないので、はずす必要はない。
しかし、長時間にわたり、あるいは人々から非常な好奇心に満ちた注意が向けられる時、我々のチャクラはこのコードを通して過剰にチャージされる。この時、我々は人前であがったり、話すのを恐れたり、恥ずかしく感じたりする。
自己の欠点も含めて他者から「見られる」ことに耐えることを学ぶのは、個人が「力ある人」になるために(リーダーや教師の立場に立つために)必須である。それを身につけることで、大切なものを守るために立ち上がったり、意図を言葉にして述べたり、変化を求めることが可能になるからだ。
訳注 「ミーム」という概念についての説明
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/2989/meme1.html
3 アタッチメント・コード(つながりコード)
相手からの個人的な接触を受け入れたり、こちらから接触を行う場合、アタッチメント・コードが送られる。これはチャクラの内部構造深くに届き、相手との永続的ないし半永続的なつながりを形成する。
典型的な例は、両親、兄弟姉妹、子供、その他の家族の一員などと結ぶ絆だ。これらのコードはまた、長期的な配偶者やパートナー、感情的または性的に絆を形成した相手にもつながれる。これらのコードは健康なエネルギーと不健康なエネルギーの両方を相手に送り、また相手から受けとり、多くのレベルで我々の意識に影響を与える。
この例は、転移という心理学的概念にも見られる。
例えば、ある人が自分の仕事に依存していたとしよう。この人は、過去に自分が権威(自分より力ある存在)との間に結んだ依存関係と似た形で、自分の上司にコードをつなぐだろう。
別の例は、ある人が、過去に自分の父親がどんなふうに自分を扱ったかを思い出させるような振る舞いをする男性に会ったとしよう。その人のこの男性に対する態度は、自分の父親に対する未解決の感情で色どられるだろう。成長期に父親と口論したのと同じような形で、相手と口論するかもしれない。これは、この人が相手の男性に対して「転移」していることを示す。アタッチメント・コードが過去を持ち込むことで、現在の経験を歪めているのだ。
正常に機能していないアタッチメント・コードを癒すには、我々は自己成長の過程に取り組まなければならない。習慣的な思い込みや人生のパターンを内省、分析し、不健康な行動に対する替わりの反応を模索するのだ。
アタッチメント・コードはチャクラを通り、スシュムナー管深くに入ることもあり、臓器のまわりに巻きつくこともあるので、取り除くことが必要になる場合もある。
これに替るアプローチは、新しい経験をコードに「グラフト(移植)」し、コードを実質的に「再プログラミング」し、その経験を本人にとって、損失ではなく、役立つものとなるように適合させることだ。関係性ヒーラーによるチャクラコードのグラフトは、有毒または不健康なアタッチメント・コードの影響を大幅に減らし、その人間関係を書き換えることも可能になる。(残りは次号)
チャクラコードの仕組みや、その理解に基づいてどう自分を成長させ、まわりとの人間関係を癒していくかについて興味のある人は、来年4月のエネルギー心理学の講座がある。
講座のお知らせ
□ オープンスクール「グラウンディングと全感覚開発のノウハウ、ツール、トレーニングの土台」
12月8、9日(土・日)(東京、東宝会館別館)
肉体は、魂が物質世界で生き、活動するためになくてはならない住み処であり、乗り物です。グラウンディングとは、精神・魂としての自分が肉体と物質世界にしっかりと根づくこと。そうして初めて、精神性を含めた自分自身のすべてをフルに経験することができ、また自由に生き、活動し、自分自身の可能性をできる限り発揮することができるようになります。
そのために必要なのは、自分自身の精神性と、自然、大地とのつながりをしっかりと認識しながら、現実的な自己の手入れを通して、肉体と感情をより健全なものに育むこと。それによって、精神・魂と肉体は安定した形で統合され、自分の持つ「人間」としての可能性を発揮できるようになります。
また自分自身の肉体の感覚とともに、それを超えたすべての感覚を、安定した形で開いていくことも可能になります。目に見えない世界に自分自身を開いていくためには、何より健全な肉体と安定した人格が必要とされることは、古(いにしえ)からの精神的伝統によって教えられてきました。
このクラスでは、このようなアプローチのために必要な肉体と感情面でのケア(手入れ、栄養管理、心理面でのサポートなど)について詳しく説明し、現実的なステップを通して、普段生活の中でも肉体とエネルギーをきれいでバランスされ、活力あるものに保つ方法について理解します。
また女性のための心と体のケア、女性としてのパワーを自分のものとして受け入れ、使っていくことについても時間をとります。
さらに安定した自己を土台に、健全で有機的な形でエネルギー(オーラ・フィールド)を感じとり、全感覚的な能力を開いていくことについて学びます。
自分自身のオーラ・フィールドとチャクラが満たされバランスされた状態を体験するためのメディテーションや、「オーラを見る、触る」といった、触覚や視覚を含む全感覚的な形でエネルギーを感じ、感覚を開くための体験実習もあります。
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「エネルギーの海 スピリット通信」 第16号 2007年11月7日発行
編集執筆・写真・イラスト 王由衣 (画像はオンラインの状態でのみ表示されます)
発行 The Center for Healing Education, LLC http://www.lifeschool.org
Copyright (C) 2007 Yui Wang. All rights resrerved. メールマガジン全体をこのまま転送することは自由ですが、引用を明記しない部分転載や内容を改変しての転用は禁じます。
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