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絵本/児童文学の情報メールマガジン
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子|ど|も|の|本|ニ|ュ|ー|ス|
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NO.87 2007/9/21号 (隔週発行予定)

発行:子どもの本専門店 メルヘンハウス
http://www.meruhenhouse.co.jp
E-mail/1973@meruhenhouse.co.jp
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『今森光彦写真展』2007年10月3日〜15日
大丸ミュージアムKYOTO
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/kyoto/index.html

メル坊の読書日記 
どんな国のどんな出来事とも僕たちは繋がっているんだよ
長谷川義史さんの新刊が入荷しました。タイトルと表紙のイメージからは、てっきりナンセンスものと思い読みはじめたのですが違いました。主人公である「ぼく」が、ラーメンをたべてるとき、ねこのミケがあくびした、そのときとなりのみっちゃんは、チャンネルをかえた、そのときとなりのとなりのたいちゃんが、ボタンをおした、そのときそのとなりのゆうちゃんは・・・、同じ時間を軸にしてストーリーは進んでいきます。そして「ぼく」の知らない国のおとこのこやおんなのこの今につながって行きます。みずくみをしているおんなのこがいる、うしをひくおとこのこがいる、パンをうっているおんなのこがいる、やまのむこうのくにでは、たおれているおとこのこがいる、その男の子の上にも、ラーメンをたべている「ぼく」のところにも、同じかぜがふいている。
現在は毎日のニュースで、世界の出来事を知ることができるようになりましたが、画面に映し出される出来事からは、本来なら身を打ち震わすような悲しみや憤りを感じるはずなのに、私たちはなぜか他所の世界の話として、思い煩わないようにする処世術を身に着けてしまっているようです。
そんな私たちにこの作品は、どんな国のどんな出来事とも僕たちは繋がっているんだよということに気づかせてくれる。


長谷川義史/作絵
教育画劇
1,365円
5歳ぐらいから
おたよりコーナー
北海道室蘭市・高橋さんのお便りをご紹介します。
この本は子どもに見せたくないなあ〜

『おかあさんのパンツ』届きました。子どもといっしょに梱包をあけましたが、私が先に黙読しました。5才の娘は他の本を読んでいました。「なんかこの本は子どもに見せたくないなあ〜、パンツをはかせるたびにママがはいたら何になる?」なんていちいち言ってきそうで……、などと思っていたら時すでに遅く、この本を読んで笑っています。子どもは「おもしろいねぇ〜」なんて言いながらお気に入りの様子です。なので『おかあさんのパンツ・2』も注文します。


子どものパンツをお母さんがはくと、お魚の模様は伸びてクジラに、トカゲの模様は怪獣さんに、ネズミさんはクマさんに……。親子で楽しめる愉快な絵本ですね。好評でシリーズ3まで出ています。



山岡ひかる/作
絵本館/892円
3歳ぐらいから
岩手県藤沢町/石田さんのお便りをご紹介します。
現代的なテンポのよい話に引き込まれているようです

『わらいの王子様』は、4年生の兄と2年生の弟が楽しく読んでいました。主には、ご飯の後などに私が読み聞かせしていますが、現代的なテンポのよい話に引き込まれているようです。主人公のてつやが誰とコントのコンビを組むか興味津々の様子です。まりなちゃんが優しく声をかけてくる場面などは、2人とも照れてどこかへ走っていってしまいます。新しい物語ならではの親近感があるみたいです。お兄ちゃんの方は、1人でさっさとラストまで読みきってしまいました。


お笑いの世界での活躍を夢見る5年生のてつやとマルアキ、2人の活躍と、それを取り巻く友達がとてもよく描けています。子どもの日常的な側面がよく出ているので、喜ばれるのでしょうね。

令丈ヒロ子/作 かまたいくよ/絵
理論社/1260円
小学中級から

やがじいの絵本うおっちんぐ

やがじいの
絵本うおっちんぐ
no.9
川端誠さんの講演会でしか見ることのできなかった、あの知る人ぞ知る幻の絵本「うえきばちです」がついに出版されました。講演会ではダミー本だったので画用紙にマジックで描かれたものでしたが出版にあたって彩色されました。みなさんナンセンスの極地に腹をかかえて笑って下さい。
講演会で読んでもらった時から、いつかは本にならないかと願っていた一冊です。


うえきばちです
川端誠/作絵
BL出版/1260円
3歳ぐらいから

うえきばちがありました。土を入れて、好きなものを植えてみました。さて、いったい何が出てくるでしょうか?ゆっくりと、そしておおまじめに、みんなで、この絵本を開き読んでみてください。笑いがこみ上げてくる絵本です。
new book  


はるちゃんトイレ
中川ひろたか/文
田中靖夫/絵
文溪堂/1,050円
1才ぐらいから

お砂遊びのはるちゃんは、お腹がムズムズ。「トイレに行ってらっしゃい」と言われ、「はーい」といい返事。ところがトイレにたどりつくまでのはるちゃんの行動は…、気になるものばかりです。トイレは間に合うかなと、見るものをハラハラさせます。どの子にもこんなことがありますね。


ムニャムニャゆきのバス

長新太/作
偕成社/1,470円
3才ぐらいから

はるかかなたよりムニャムニャゆきのバスがやってくる。乗客は海の魚、三角定規、トマト、ずぼん……、不思議な乗客を乗せベェーベェーとブザーを鳴らし、ムニャムニャめざしてバスは行きます。91年に出版された長さんの傑作を復刊したものです。長さんのナンセンスは子どもには判るのです。



だいすきひゃっかい
村上しいこ/作
大島妙子/絵
岩崎書店 /1,365円
3才ぐらいから

夜、はるなはなかなか寝ません。お母さんになぞなぞを出します。「寝る前にはるなが行きたいところは?」と。お母さんの答えは全部はずれ!はるなの望みは、一日の終わりはお母さんの膝の上、そして「大好き」を百回言ってもらうこと。子どもの気持ちが解る心温まる一冊です。
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