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絵本/児童文学の情報メールマガジン
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子|ど|も|の|本|ニ|ュ|ー|ス|
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NO.84 2007/7/15号 (隔週発行予定)

発行:子どもの本専門店 メルヘンハウス
http://www.meruhenhouse.co.jp
E-mail/1973@meruhenhouse.co.jp
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2007イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
■会期/7月14日(土)〜8月19日(日)9:30〜17:00*月曜日休館、但し7/16は祝日のため開館し、7/17休館
■会場/板橋区立美術館■観覧料/一般600円、高校大学生400円、小中学生150円(土曜日は小・中・高校生は無料)
■主催/板橋区立美術館・日本国際児童図書評議会(JBBY)
詳しくは板橋区立美術館ホームページをご覧下さい。
 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/

メル坊の読書日記 
感情を込めない読み聞かせだったら、やらない方がいい。

先日、岡崎市の幼稚園に出かけて、お母さま方に絵本のお話をさせていただきました。1時間 ほどお話をさせていただいたあと、質疑応答の時間がありました。そのときひとりのお母さまから 、「絵本を読み聞かせするときは、感情を込めないほうが良いと聞いたことがあるのですが?」と質問がありました。このごろ同じ質問をお店でもたびたび耳にしていましたので、そんなに驚きはしなかったのですが、こんな話がまことしやかに絵本の世界に蔓延してしまったら困ったことです。絵本を読んであげる行為は、子どもたちが健やかに育ってほしいと願う気持ちを込めて読んであげるものではないでしょうか。そして気持ちのこもった言葉を聞くことで心やさしく育つのではないでしょうか。
どうも小学校で読み聞かせボランティアをしている方たちが、どこからか聞いてきているようですが、同じ質問をあちらこちらで聞くということはどうしたことでしょうか。授業で教科書の作品を先生が読む、そして文法上の意味や、主人公の気持ち、そして作者の意図などを生徒に考えさせるなど教材として活用する場合でしたら、そうした配慮も必要でしょう。それから視覚障害を持つ方のための朗読テープを録音する場合もそうでしょう。でも、目の前に絵本を読む人がいて、その絵本を読んでもらっている子どもたちがいる。それって人と人とのコミュニケーションではないでしょうか。感情を込めない読み聞かせだったら、やらない方がいいと思います。読書ボランティアのお母さま方が、学校で読み聞かせをするのは、学校教育のお手伝いではありません。授業での作品鑑賞では伝わらない、絵本の楽しさやお話の楽しさを伝えるための活動だったのではないでしょうか。


るるるるる
五味太郎[作絵]
偕成社/1050円
3歳ぐらいから

たとえば、五味太郎さんの『るるるるる』ですが、この絵本はひらがなの「る」(途中「れ、ぐ」も登場しますが)だけで、おはなしが展開します。遠くから聞こえてくる「る」、だんだん近くに聞こえてくる「る」、ちょっと考える「る」、不安な「る」、楽しい「る」、失敗した「る」、元気になる「る」などなど、日本語ってなんて素敵なんだろう。ひともじのなかに、どれだけの気持ちや表情があるのだろう。使う場面や声の出し方ひとつでいろいろなことばに変化する。この絵本を感情を込めないで読むことなんて私には考えられません。
やがじいの絵本うおっちんぐ

やがじいの絵本うおっちんぐ
no.6
ひょんなことから「アマガエルとくらす」ことになった夫婦の14年間の記録。子どもに読んであげるには、とても長い本だけど、そこにはたしかにカエルと人間の交流があります。ぼくの次男はじっとしてるより動きまわる方が好きなタイプで、あまり本も好きじゃなかったのだが、2人で読み終った時「おとうさんいい話だったね。」
(保育士さん)





アマガエルとくらす
たくさんのふしぎ傑作集
山内祥子[文]
片山健[絵]
福音館書店/1365円

小学中級から

この本の著者は、自分の家の窓を3年続けて訪れたアマガエルと14年間も一緒にすごしました。四季を通じたカエルの様子や人間との交流が、飾りのない文章で語られる本です。

おたよりコーナー
岐阜県恵那市/加藤さんのお便りをご紹介します。
「ナナ〜、ナナ〜!」と、読んでコール。

娘は1才4ヶ月。『バナナです』がとても気にいっています。本棚から持ってきて「ナナ〜、ナナ〜!」と、「読んでコール」をしています。なかでもカバがバナナを食べる場面が好きで、同じように口を大きく開けて真似をしています。読み終わるときっと食べたくなるのでしょう、台所のバナナが置いてある所まで行き、「ナナ〜、ナナ〜!」と叫んでおります。この本でますますバナナが好きになりました。ちなみに『くだもの』の本のバナナのページは、ヨダレだらけです。 

各場面にバナナが描かれていて、文章はすべて「バナナです」のみですが、子どもたちは、絵を読んでいるのです。「絵を読む力」は、大人の私たちとは比較にならないほど大きいものですね。バナナ大好きお嬢さんから教えられますね。



川端誠/作
文化出版局/630円

赤ちゃんから
北海道釧路市/涌嶋さんのお便りをご紹介します。
「なぜ私にはおちんちんがないの?」

「なぜ私にはおちんちんがないの?」「どうして?」と娘に質問されることが多くなりました。そのつど、「女の子だから……、赤ちゃんを産めるんだよ……などなど」説明はしますが、難しいですね。そこで目にはいったのが『おちんちんのえほん』。今いちばん我が家に欲しい本です。よろしくお願いします。

小さな男の子のための初めての性の絵本です。もちろん女の子のためのものでもあります。大事なテーマがいっぱい詰まっています。

やまもとなおひで/作
さとうまきこ/絵、ポプラ社/1260円

5歳ぐらいから
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おばけ妖怪の絵本


ろくろっくび
せなけいこ絵]
童心社/840円

5歳ぐらいから


隣に越してきたおはなちゃんは、ろくろっくび。首を伸ばして二階の窓から「あそびましょー」と呼びに来た。高い木の上にも楽々届く。もっと伸ばして見せてと雲の上まで伸ばしたら……。せなけいこさんの楽しいお化け絵本です。





お化けの海水浴

川端誠[作絵]
BL出版/1365円
5才ぐらいから

お化け屋敷に住むお化けたちが、今年も海にやってきた。お化け専用の浜辺では、唐かさの下で昼寝したり、砂かけばばあが砂を集めたり。ろくろっくびは深い所も平気。皆で魚や貝を獲って楽しい宴の始まりです。描きこんだ絵がいいですね。



妖怪絵巻

常光徹[文]
飯野和好[]
童心社/1365円
小学初級から

妖怪たちが列をなして歩きまわり一同に会して宴をひらくという、「百鬼夜行」のイメージをよみがえらせて描かれた絵本です。これでもかこれでもかと79種類の妖怪がぞろぞろ。飯野さんの個性的な絵は見ごたえある妖怪絵本になっています。
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子どもの本専門店

 

10:00〜19:00
水曜日定休/祝祭日OPEN

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