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絵本/児童文学の情報メールマガジン
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子|ど|も|の|本|ニ|ュ|ー|ス|
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NO.81 2007/5/29号 (隔週発行予定)

発行:子どもの本専門店 メルヘンハウス
http://www.meruhenhouse.co.jp
E-mail/1973@meruhenhouse.co.jp
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メル坊の読書日記 

絵本フェスティバルへのご来場ありがとうございました。
ここしばらくは、絵本フェスティバルの仕事であたふたしていて、メルマガもまいどのことですが遅れてばかりでごめんなさい。今回はその絵本フェスの様子を少しだけお伝えしたいと思います。このイベントは子どもの本専門店メルヘンハウスのオープン35周年を記念して、5月3日から6日の4日間、名古屋市にある電気文化会館を会場に開催したものです。
ギャラリーでは長新太さんをはじめ絵本作家11人(110点)の素晴らしい原画を展示しました。また併設のエリックカール展には、カールさんの実際に使っていた画材やシルクスクリーンなどの作品も展示しました。コンサートホール(5月3日)ではケロポンズ(増田裕子さんと平田明子さんのユニット)のファミリーコンサート。歌って踊っての愉快なコンサートに、会場のみなさんも参加してとても盛り上がりました。 5月4日は今江祥智さんの「50年たった今、考えていること」の講演です。今江さんと松居直(福音館書店)さんとの出会いから始まって、今までにこの世界で出会った人や作品や出来事を、そのときの想いを込めて語っていただきました。同じ5月4日のスズキコージさんのワークショップ「万国旗づくり」は、バリ島で制作したロウケツ染めや、コージさん自作の万国旗が会場いっぱいに飾られ、ワークショップがはじまる前から気分はすでにコージワールドです。そしてみんなで万国旗を作って飾った後は、コージさんの吹くラッパに合わせてみんなで踊ったりしました。 5月5日は、おきやまただしさんの絵本ライブです。あきやまさんはCBC放送のキャラクター「ころんちゃん」も描いていて人気者です。写真はへんしんトンネルのペープサートを熱演しているところ、もちろんギターも弾いて歌ってくれました。
絵本フェスティバルに本当にたくさんの方(ほぼ3000名)に来ていただきました。みなさんのおかげで、とても楽しい盛り上がったイベントにできました。ただ不慣れなイベントのため、準備不足だった点や、不手際などもあったと反省しています。とにかく35周年を迎えられたことに感謝しつつ、これからも子どもの本ひとすじに頑張ってまいりますので、今後ともご支援くださいますようお願い申し上げます。

エリックカールさんの画材も展示された 絵本原画展会場風景
ケロポンズのおふたり 今江祥智さん スズキコージさん あきやまただしさん
コンサート風景 テーマ「50年たった今、考えていること」 ワークショップ「万国旗づくり」/バリで制作したロウケツ染め
やがじいの絵本うおっちんぐ


やがじいの絵本うおっちんぐ
no.5
復刊本である。このごろは復刊本多くてうれしいのだが値段がぐっと高くなってびっくりすることも多い。その点この本は出版社が同じで値段も手ごろ。そしてこういうシュールな本が復刊されるのはうれしい限りである。みなさんもひとりでおふろに入りはじめた幼いころ、顔を洗ってる時なんかに、うしろにだれかいるんじゃないかと思ったこと、きっとあるよねぇ・・・そんな方はぜひ。子どもたちにも人気の一冊である。
(保育士さん)





おふろ

出久根育 [作・絵]
学研/1260円 /
3才ぐらいから

「いやだな、ひとりでおふろにはいるのって」。“ぼく”はなんだかドキドキ。予感は見事的中! バスルームで待っていたのは水泳帽をかぶった背広姿のおじさん。密室で起こる不思議な出来事、次々現れる奇妙な人々。『おふろワンダーランド』の超次元体験。

おすすめY.A ブックス




漱石先生の事件簿
猫の巻

柳広司[作]
理論社
/1,470円

ヤングアダルト向き


物語の舞台は明治時代。やむを得ない事情から、「先生」の家で書生として生活することとなった「僕」。中学の英語教師である先生は本当は英語よりも俳句をひねる方が好きで、その上相当の変わり者であった。更に、周囲に集まっている人達も負けず劣らずの変わり者ばかり。顔を合わせるとおかしな会話をしている。そして僕は日々、先生に振り回されていた。そんな中、隣家からネズミが消えたり、先生宅の飼い猫(名前はまだない)が踊ったりと、変わった事件が起こる。探偵小説好きの僕の目を通して語られる6つの事件。その真相やいかに。この作品は夏目漱石の最初の小説「吾輩は猫である」をベースとして書かれました。時には明治という時代に思いを馳せながら「吾輩は猫である」を読んだことのある人も、またこれから読むという人にも、どちらにも楽しめる作品です。





ドリーム・アドベンチャー
テレサ・ブレスリン[作]
もりうちすみこ[訳]
偕成社/1260円

ヤングアダルト向き

少年サイは、捕らわれて恐怖におののいている少年を助けようと、馬上から手をさしのべたが馬から落ち、エジプトの砂丘に落ちてしまう……、ここで目が覚める。サイは面白い夢を見ていたのにと、腹立ちまぎれに消え去ろうとする夢を掴んだ。すると手応えがあった。小人を捕まえていたのだった。小人はドリーム・マスターと言い、夢を支配しているというのだ。サイは今回の夢をどうしてもあきらめられず、同じ夢を最後までみたいと願う。その後小人は約束を果たし、サイはエジプトのファラオの墓の中で少年アテンと出会う続きの夢の世界に入り込む。そしてサイはアテンを自分の世界に連れてきてしまう……。古代エジプトを舞台にしたタイムファンタジーです。作者は図書館司書を長く勤め、いじめや歴史を題材にした作品を発表しています。

 おたよりコーナー 
山梨県甲府市/宮尾さんのお便りをご紹介します。
「今日は誰と遊んだの?」

息子(3才4ヶ月)も4月から幼稚園に。たくさんのお友達をつくって欲しいなあと思いながら迎えにいった帰り道、「今日は誰と遊んだの?」と聞くと、「えっと、あおオニさんとみどりオニさん」、「え〜??」とびっくり。よく考えると、『おにの子あかたろう』に出てくる友だちのおにの子でした。まだ友達の名前を覚えられなかったので、とっさに出てきた名前だったのでしょうネ。読み聞かせている本の中でも『おにの子あかたろう』は、大好きです。今月の配本『はじめまして!カジパンちゃん』も同じ作家の本と知らずにとても喜んでみています。

見事ですね!機知に富んだ答えです。「友だちの名前?わかんない」と答えられたら、何かつまらないですが、私たちまで楽しくなりました。この本は、主人公がオニだけに大人の評価は、いまひとつという感じですが、子どもは大好きです。


きたやまようこ[作絵]
偕成社/735円

2才ぐらいから
北海道苫小牧市/福本さんからのお便りをご紹介します。
「悲しいことはポイと捨てて」

闘病中の私に、孫は「バアバ、悲しいことはポイと捨てて、嬉しいことはムギュッと抱いて離さないんだよ」と、言ってくれました。長く読書の中で育った感性かと思い、本を贈りつづけてよかったと満足しています。スタッフの皆様、お体おいとい下さい。

お孫さんは1年生の女の子ですね。きっと「本当の優しさ」を自分のものにしてきたのでしょうね。それが本の中からか、周りの方々から学んだものなのか判りませんが、少なくとも本の中には、そういう気持ちをはぐくむものはあると思います。

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子どもの本専門店

 

10:00〜19:00
水曜日定休/祝祭日OPEN

     〒464-0850 名古屋市千種区今池2-3-14        創業1973年
     TEL:052-733-6481/FAX:052-733-6488
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